交通事故の怪我の治療
交通事故の怪我でお悩みですか?
- MRIで骨は異常ないと言われた
- 湿布や痛み止めで良くならない
- 首が痛くて眠れない
- 手がしびれてチカラが入らない
- 生理不順や情緒不安定になった
そんなむちうちなど交通事故のお怪我はご相談下さい。
当院では、女性専門の交通事故治療で一人ひとりのお身体の状態にあわせた治療計画を立てて早くしっかり良くなるように心がけています。
交通事故の怪我がなかなか治らない、治療をどうはじめたら良いのかわからないなど交通事故の治療に関してもお気軽にご相談下さい。
鍼灸治療の効果
交通事故のお怪我には鍼灸治療が有効です。
交通事故の怪我には、むちうち、頭痛、腰痛、手のしびれ、むちうちによるめまい、睡眠障害等があげられます。
骨折等レントゲンで確認できる怪我には整形外科等での治療が必要になりますが、最後まで症状が残るのは、レントゲンで確認できない筋肉などの軟部組織の痛み、機能障害です。
鍼灸治療では、急性期での痛みにも治療が可能だけでなく、健康保険の鍼灸適応でもある「頚椎捻挫後遺症」等の慢性的な症状にも対応できます。また、WHOでも鍼灸の適応症として
と公表されているように、交通事故の怪我を早く、しっかり治せる治療となります。
また、女性専門鍼灸院として診療をおこなっているため、生理不順や生理痛など女性特有の症状があらわれてしまった人にも対応できます。
治療費について
交通事故で被害に遭われた場合、基本的には窓口での治療費はかかりません。
治療費は、後日、鍼灸院から相手の保険会社に請求します。
当院では、自動車損害賠償保証法の第16条の3【支払基準】
という条文があり、この支払基準として
自動車損害賠償責任保険の保険金等及び自動車損害賠償責任共済の共済金等の支払基準
金融庁・国土交通省告示第1号
に則って請求します。
損保治療開始の流れ
鍼灸治療を開始するまでの基本的な流れは以下のとおりです。
- 警察に連絡
- 人身事故の手続き
- 相手の保険担当者に連絡(鍼灸治療希望)
- 鍼灸院へ、損保治療の予約をする
- 鍼灸院で、鍼灸用の診断書をもらう
- 病院で鍼灸用の診断書を書いてもらう
- 鍼灸院で治療開始
治療の流れ
問診
初診時には、まず事故状況の確認、事故処理の状況、自覚症状の確認、症状経過と病院での診断、治療の確認をおこないます。
問診内容
- 事故状況の確認
- 事故処理の状況確認
- 自覚症状の確認
- 診断・治療状況の確認
その後、改めて症状の疑わしいことを質問します。
検査
問診の次は、病院での診断、症状で疑わしいところを確認のため検査します。
むちうちなど首の症状にはジャクソンテストやスパーリングテスト、ふらつきなどめまいの症状を訴える場合には眼振等の検査、腰痛を訴える場合には、SLR、FNS、膝蓋腱反射やアキレス腱反射等、適宜確認します。
ここでの検査確認事項は、後ほど交通事故での治療費請求書に記入しなければなりません。
治療の説明
検査の結果を踏まえて、体の負傷具合がどの範囲、重症度がどのくらいなのか確認したうえで治療計画を立てます。
治療計画が整理できたら、患者さんにお体の状態の説明、これから必要な治療をご説明します。
特に、鍼灸治療は経験がなく怖がる患者さんもいますので、安心して治療を受けられるよう心がけています。
鍼灸治療
「鍼」と聞くと怖がる患者さんもいますのでご説明したいと思います。
治療に使用する鍼は、1本1本滅菌済みの使い捨ての鍼で、治療後すぐに廃棄します。
この鍼は、世界一繊細で精密な日本製の鍼で、直径約0.1mmと非常に細く、髪の毛と同じ位の太さです。
また、針先は、研磨してバリや角をなくしている繊細な構造となります。
鍼治療は、注射のように1箇所、1回で終わるものではありません。そのため、患者さんが不快にならないよう、治療中にほとんど鍼の痛みを感じないような手技の工夫をしておこないます。
鍼治療の適応は、事故直後の炎症がある状態でも可能となります(出血や骨折等の影響で患部にはできない場合もあります)。また、時間が経過して慢性化し始める時期にも治療が可能です。
鍼治療の効果のメカニズムには、軸索反射、内因性オピオイドの生成、ゲートコントロール、下行性疼痛抑制等の複雑な機能が痛みのある局所(末梢)、脊髄、脳の場所でそれぞれ働き、痛みを止めたり、障害部位の回復を促したり、機能改善を促してくれます。
鍼灸治療の効果
- 鎮痛作用
- 自己修復力の改善
- 免疫力の向上
- 自律神経機能の活性化
- ホルモンバランスの調整
以上のような理由から、鍼灸治療は、レントゲンでは異常がない痛み、薬やリハビリではなかなか変化が見られない痛みなどに効果を発揮します。
また、患者さんの症状の経過、度合いによって電気光線療法としてSSPという治療器具や低周波療法をあわせておこなうこともあります。
事故の衝撃で生理不順や生理痛、便秘など自律神経系、ホルモン系の影響がある時は、症状に合わせて治療を追加し、少しでも楽になるように心がけます。
今後の説明
初診で一通りの治療が終わりましたら、これからの治療計画をもう一度確認します。
患者さんの症状度合いによっては、定期的な治療だけでなく、台風などの低気圧の影響で症状がぶり返し、予定外の治療が必要なことなど注意事項をご説明します。