薄毛専門外来
薄毛、抜け毛の悩みご相談ください
- 洗髪時や乾かす時に抜け毛が増えた
- 髪にコシがなくなり髪型が決まらない
- 出産してから抜け毛が目立つ
- 薬の副作用で毛が抜けてきた
- ダイエットしてから毛が抜けた
- EDの副作用が嫌だから薬を使いたくない
- 薄毛専門の病院は行きにくい
- 植毛までは考えてない
女性も男性もこのような薄毛のお悩みはご相談ください。
びまん性脱毛症(FAGA)
女性の薄毛は、FAGA(女性男性型脱毛症)と呼ばれています。
女性の場合は頭髪全体が均一に薄くなるのが特徴で、びまん性脱毛症とも呼ばれます。
びまん性とは「広範囲に広がっている状態」という意味があり、男性のようにしっかりとハゲるのではなく、全体的に薄くなっていくという状態が多いです。
FAGAも3種類のパターンがある
男性型薄毛では、M字、O字、U字と3種類あるのに対し、FAGAでは、ルードウィッグ型、クリスマスツリー型、ハミルトン型の3種類があります。
ルードウィッグ型
ルードウィッグ型は、女性に一番多くみられる薄毛で、生え際の後退はなく、頭の天辺から後頭部の範囲がびまん性に薄くなっていくタイプです。
クリスマスツリー型
生え際から頭頂部の真ん中がクリスマスツリー状に左右枝を広げたように薄くなっていくタイプです。
ハミルトン型
男性AGAと同じ、生え際に剃り込みが入るM字タイプです。
分娩後脱毛
妊娠中から出産後にかけてホルモンバランスが乱れることから分娩後の女性に脱毛が起こることがあります。
通常は半年から1年ぐらいで自然に回復しますが、難産であったり、持病をお持ちの場合、育児の負担が多い場合、高齢出産など体力の回復に時間がかかる場合は症状の回復も遅くなり、完治が難しい場合もあります。
粃糠性脱毛症(脂漏性脱毛症)
粃糠(ひこう)性脱毛症
粃糠性脱毛症とは、フケが毛穴をふさぐことにより頭皮が炎症を起こし、毛髪の正常な成長を妨げられることによって起こります。
また、フケや頭皮の脂が気になりゴシゴシ洗いすぎるなど必要以上に清潔を保とうした場合に起こる事が多いです。
脂漏性脱毛症
脂漏性脱毛症は、過剰に分泌された皮脂によってマラセチア菌という常在菌が増殖します。このことで、皮脂やフケが毛穴を塞いでしまい頭皮が炎症を起こす、皮脂の分泌異常が原因となる症状です。
機械性脱毛症
圧迫性脱毛症
圧迫性脱毛症は、ヘルメットや帽子などを長時間かぶることで、圧迫されている部分が薄くなっていきます。額の生え際や蒸れやすい頭頂部などから薄毛が目立ってくるのが特徴です。
牽引性脱毛症
牽引性脱毛症は、髪の毛を引っ張り続けたり、物理的な力が加わったりすることで起こる脱毛症です。ポニーテールなど、いつも同じ位置で髪の毛を束ねたりしていると起こりやすいと言われています。また、整髪料やヘアピン、ヘアゴム、カチューシャなどを毎日使う人は注意が必要です。
円形脱毛症
円形脱毛症は、昔から10円ハゲと呼ばれている円形状の脱毛です。多発して頭全体の毛が抜けることや、全身の毛が抜ける場合もあります。
ストレスが引き金で自律神経や女性ホルモンのバランスが崩れること、自己免疫疾患によるものと考えられています。
薬剤による脱毛
薬剤性脱毛は、抗癌剤など薬剤の副作用により髪の毛が薄くなります。抗癌剤やC型肝炎の治療に用いるインターフェロンなどの影響を受けます。
また、女性ホルモンであるプロゲステロンが含まれている経口避妊薬を服用することも原因の一つです。
ピルを服用中は、妊娠中と同じホルモンバランスとなりますので、髪を作る毛母細胞が成長期となります。しかし、ピルの服用をやめるとホルモンバランスが崩れるため、身体は産後と同じような状態になり分娩後脱毛と同じような現象が起こることがあります。
薄毛に対する鍼灸治療
東洋医学と髪の毛
東洋医学では、髪の毛のことを「血の余り」と呼んでいます。血液に十分な余裕があれば髪の毛まで栄養が行き渡り、髪が健康に育つからです。
食事などで取り込んだ栄養は、生命維持の優先度の高い箇所から行き渡ります。そのため髪の毛など命に影響のない場所は、供給される栄養が手薄になります。その結果、髪の毛の抜け毛や薄毛に繋がります。
東洋医学の薄毛分類
血虚
「血の余り」と呼ばれている髪の毛ですが、逆に血が足りないと薄毛につながります。このことを東洋医学では「血虚」と呼んでいます。現代で言うところの貧血に近いです。
血虚の状態にあると、立ちくらみがしたり、足がつりやすくなったり、目が霞むといった症状があらわれます。
腎虚
東洋医学では、髪は「腎の華」とも呼ばれます。腎とは、腎精すなわち生命力そのものです。生命力とは、親から受け継いだ先天の精と、食事や呼吸で補っている後天の精があります。ということは、遺伝的な先天の薄毛と、疲労、ストレス、不摂生からくる薄毛や、老化からくる後天の薄毛があるということです。これらの薄毛になることを腎が足りない、足りなくなっている腎虚の薄毛と判別しています。分娩後脱毛など女性の薄毛は腎虚タイプが多いです。また、腎虚は血虚より薄毛の症状が重いです。
湿熱
湿熱は、食べすぎ飲みすぎ、不摂生などによって、体内に余分な水分や熱を溜め込んでいる状態です。そのため、頭皮、毛根では湿気がこもり、頭皮は雑菌が繁殖しやすくなります。頭皮環境が悪くなると抜け毛や薄毛へとつながります。頭皮がベタつく、汗をかきやすい人は要注意です。
鍼灸治療は根本的な体質改善が可能
薄毛に対する鍼灸治療は、患者さんの体質(現在の状態)を考慮して、一人ひとりに合わせた治療方針を組み立てます。この治療をおこなうことで、ストレスや不摂生から乱れてしまった自律神経や女性ホルモンのバランスも整い、体質改善しやすく確実に発毛、育毛できる頭皮の環境が整います。
鍼灸治療は発毛スピードを加速化
薄毛にとって必要なことは、体質改善ですが、頭皮の毛根部に直接治療をおこなうこともあります。髪の成長に重要な毛根部に鍼灸治療で直接アプローチすることで、発毛、育毛のスピードは飛躍的に早くなります。
鍼灸治療のメリットは、東洋医学的な考え方の治療と、現代医療的な考え方の両方をおこなうことができることです。
鍼灸治療は再生医療
薄毛専門の局所的な鍼灸治療では、単純な血行促進だけではありません。鍼灸治療は、直径 0.1mm程の世界一細くて精密な日本製鍼を使用することで、痛くない治療と同時に鍼灸針の微細な刺激によって再生医療のプロロセラピーと同様の効果があり、自己の幹細胞を生成させることで、毛母細胞の分裂を促します。
鍼灸治療は安価で早く効果が出ます
病気や症状の治療で問題となるのが、費用と効果です。治療では、1ヵ月もしくは回復するまでの合計金額が目安となります。
例えば、薬局やホームセンターで販売している育毛剤は、月1,000~3,000円ですが、薄毛に対して発毛効果はありません。
薬局で販売しているミノキシジル配合の育毛剤は月8,000円前後ですが、医療機関での治療と比べると使用量は少なく、患者さん一人ひとりに適切な処置かは判別できません。
一方、デュタステリドやミノキシジルの内服薬では月に約16,000円~30,000円を半年から1年継続します。
その他、HARGなど頭皮に直接注射で、薬剤や再生医療で使用する他者の幹細胞を注入する方法約15万円ほど。
さらに植毛では50万円~80万円、中には300万円かかることもあるようです。
鍼灸治療での変化
※鍼灸治療週1回、3ヶ月の発毛効果(52歳男性)
治療前のコメント
40歳を過ぎてから髪のボリューム感が段々と気になりはじめ、3年前に育毛剤など使ってみたが、副作用なのか?考えすぎなのか?
動悸がしたり頭痛が出たこともあり、効果もないのでなんやかんやで自然消滅
しかし、やはりボリューム感が更に気になり、はりを試してみようと思い、はりを受けることにしました。
治療開始1ヶ月経過
治療後1ケ月くらいで、髪質に変化を感じた。
髪が硬くなりはじめ、髪の毛のセット時に櫛の通りに抵抗感が出るようになった。
ボリューム感ははっきりとは効果を感じない。
治療開始2ヵ月経過
髪のボリューム感が出てきた実感がある 。頭皮が以前より柔らかくなり始めた。
3ケ月目で、髪の密度が増してきた感じがした。久しぶりに会った方から髪にボリューム感があっていいねと言われた。ここ数年間、言われた事がなかったのでビックリした。
また、3ケ月経過してからたくさん短い髪が生えはじめた。
当院の薄毛治療では、週1回の治療で3ヵ月が目安となります。
初診の合計金額は5,000円、2回目以降は4,000円となります。
鍼灸治療は副作用もなく、体調も良くなり、早く効果があらわれやすいです。デメリットとしては、来院しての治療という手間があることだけです。
発毛クリニックは行きにくいという方、薬の効果がいまいちだったという方はぜひ発毛専門の鍼灸治療をお試し下さい。