みなさん こんにちは
豊橋市浜道町にある
女性小児専門鍼灸院
レディース鍼灸さいとうです
今回は、つわりの中でも比較的妊娠後期まで苦しむ人が多い「よだれつわり」のお話です。
つわりにはいくつか種類があります。
においに過敏になる「においつわり」
食べても食べなくても気持ちが悪くなる「食べつわり」
一日中吐き気・もしくは実際に吐いてしまったり、水すら吐き出してしまう「吐きつわり」
そして
よだれが増えて止まらない「よだれつわり」
があります。
つわりは、早い妊婦さんでは妊娠5週目頃から出現し、症状のピークは10週ごろとされています。胎盤が完成する15~16週ごろには、ほとんどの人は症状が落ち着いてきます。
よだれが増えダラダラ止まらず、そのことでますます気持ちが悪くなります。大量に出ることを「唾液過多症」ともいいます。はっきりしない部分が多いですが、胃腸の機能が低下や、妊娠によるホルモンバランスの変化が原因ではないかといわれています。
2023年12月に、国際研究チームがある特定のホルモンが「つわり」に関係しているとわかったと英科学誌Nature(ネイチャー)に掲載されました。
研究結果によると、「つわり」は妊娠中のお母さんが赤ちゃんから胎盤を通じて受け取る特定のホルモン(GDF15)が関係しているとのことです。このGDF15というホルモンの値が高くなればなるほど、「つわり」が酷くなることがわかりました。
妊娠前からGDF15の値が低く、妊娠よってGDF15の値が上昇するにつれて、つわりを経験する可能性が高く、つわりが重症化するリスクも高い。逆に、遺伝性血液疾患によってGDF15の数値が慢性的に高い女性は、妊娠中に嘔吐や気持ち悪さを訴える方が非常に少なかった。ということがわかったそうです。
- 延々と出てきて飲み込むのも気持ち悪い
- 飲み込もうとすると咳込んでしまう
- 口の中がずっとネバネバしている
- 自分のよだれで吐きそうになる
など、よだれつわりでも個人差があります。
妊娠継続に必要な体の反応のため、つわりを全くなくすことはできません。ですがなるべく心身の負担が少なく、マタニティライフを過ごしたいものです。
そこで鍼灸治療の出番です!!

つわりの症状に対して鍼灸治療は、
- 胃腸機能を高める
- ホルモンバランスを整える
- 自律神経を整える
- 血流を改善し免疫力
- 抵抗力アップ
- 凝り固まった筋肉をほぐす
- メンタル面のサポート
などの効果があります。
はりやお灸で血液循環が良くなると、体が温まり水分代謝を促すことにつながります。汗や尿として排出される水分が増えることで、よだれつわりによる唾液症状が抑えられます。
一方、よだれつわりでは、唾液を出すことに意識が行き過ぎて、水分不足になることがしばしばあります。そのため水分摂取はしっかりおこないましょう。
日常的に温かいものを摂っていくと、胃腸を落ち着かせ同時に冷え対策にもなります。
外出時・仕事時には、空のペットボトルにカバーをつけて持ち歩くと人目を気にせず、いつでもこっそり唾液を吐き出せて安心です。就寝時には枕にタオルを敷いたり、枕元に洗面器や袋を用意しておくとよいでしょう。口元にタオルをあてておくのも入眠につながります。
また、鍼灸はつわり症状の緩和だけでなく、妊娠時のマイナートラブル、
- 眠りが浅い
- 足がつる
- 腰痛
- 妊娠性鼻炎や皮膚炎
- 逆子
- 突発性難聴
などにも対応できます。
当院は、お子さんと一緒の来院も可能です。毎日、苦しい思いをして過ごしている方は一度ご相談ください。

